雲仙を望んで

今日は休みです。妻もついてくると言うので，ムスコを幼稚園に送り，犬を連れて，波止を目指します。今日もちょっと遠くに行きました。餌などを買い，１０時過ぎに到着です。今日は良い天気で，雲仙も良く見えます。

 
 
中々，良い眺めです。しかし，良く見ると，かなり麓まで，溶岩の跡が残っています。その場所には，草木も繁らない不毛な場所となっていることを考えると，自然の力を畏れ敬う気持ちも理解できます。月曜日ですが，釣り人で一杯です。ウキフカセで黒鯛を狙っている人がちょうど30㎝クラスを釣りあげていました。この型ばかり釣れるそうです。また，落とし込み釣りの人も数名いました。私があこがれのブラックジャックスナイパーを手にしている，ブルジョワジーな方でした。挨拶をすると，私が亀仙人のように背負っている落としタモについて質問を受けました。ブルジョワな方がお持ちのタモのおそらく10分の１くらいの価格なので，興味津々でした。やはり装備の重量的なものが気になるようです。釣りの方は，ここは餌取りが尋常ではないので，カニで始めます。しかし，全くアタリがありません。落とし込み釣りの方もそうですが，ここは，やはり際ではなく，やや前が良いようです。実際ブルジョワな方も50㎝弱の黒鯛を上げていましたが，竿一本分くらいで来たと仰っていました。私の2.4ｍのへち竿ではどうしようもないので，へちを探り続けます。波止の先端付近で，ようやく違和感があり，聞いてみると，乗ったようですが，全く上がってきません。オーバーハングに入られたと思い，無理にテンションをかけずにリールを緩めます。しかし，引き込むこともなく，こちらがテンションをかけると全く動きません。どうもおかしいと思い，しばらく間を置き，聞きを入れ抵抗がないのを確認して，一気にごぼう抜きしてみると，やはりエイリアンでした・・・









良型のイイダコでした。おそらく吸盤でへちにしがみついていたと思われます。妻がタコが好物なので，お土産はできました。しかし，その後は全く黒鯛のアタリはなく，虫餌に換えたら，フグの猛攻で終わり，14時で切り上げました。本日の釣果は，イイダコ1匹/キュウセン1匹/草河豚数匹でした。ここに来るのは3回目ですが，またしても攻略に失敗しました。